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就活のチョットガイド!(8)採用面接官でのこと。

一昨日、某企業の採用面接官でのことです。

清楚な雰囲気で好感の持てる女子学生でした。
大学の単位取得はすこぶる好成績で、優秀な学生です。

面接が始まると「事務職」を希望し、「営業職」は希望しないとの様子。
他企業への採用応募も事務職で選択して業種は無関心なようでした。

あまりの事務職に固守することで人事部長からコメント。
 「当社は食品卸売業です。食材の仕入れ先や小売販売店は大切なお客様でもあります。
  入社一年間は少なくとも営業をしてもらいます。 なぜなら取引先の大切さや信頼や
  当社商品の評判を営業を通して直に理解し、感じてもらうためです。
  
  事務職の女子社員はもちろんおりますが、全員営業職経験者です。
  電話のむこうの取引先を充分理解し、応対することが一番大切なことです。

  その営業職なくして直ぐ事務職は当社ではありえません。
  わかりますか?」

  その女子学生は正直何を言っているのか理解していない様子で退席しました。

同席の女性人事次長からこんな一言。
 「当社の業種の理解もなく、企業の売上や社員の給与はどこから生まれるのか。
  単なる自分のデスクに一日中座ることでそれが仕事と思ってないでしょうか?」

結果、その女子学生は採用不可となりました。

あなたはどう感じますか?